ついに箱ユーザーに

Steins;Gate（シュタインズ・ゲート）がやりたくてついにXBOX360本体を購入。

ネットでも評判がよくて内容が「時間ループもの」とくれば買わないわけにはいかないでしょ（笑）

これ、ネタバレしないように説明するのは難しいな。内容としては映画『バタフライ・エフェクト』なんだけど、主人公が運命を変えるために足掻くってのはギャルゲとかラノベではわりとスタンダードなパターンかな。現代のアキバを舞台としてるだけあって知っていればニヤリとくる小ネタ満載。主人公が中ニ病とくれば一般ユーザーおいてけぼりになりそうだけどそこはTipsでカバー。テキストの単語を親切丁寧に解説してくれるモードってのは、過去のゲームにもあったけど最新のゲームだけあってシステム周りは至れり尽くせりですよ。というか、5pb.って元KIDのクリエイターが在籍しているのかぁ。ある意味、納得のクオリティ。

あと、いちおうヒロイン分岐型のADVなんだけど、画面に選択肢が出てこないので初めは一本道のビジュアルノベルかと思った。でも実際は、主人公が持つ携帯電話のメール返信が鍵となって分岐するようで、これはこれで面白い試みではある。携帯電話自体も物語には重要なアイテムだしね。

物語は序盤から中盤のワクテカ感が尋常じゃない。うざいくらいの厨二病主人公も、次から次へと起こる不思議な事件とその真相や新たな謎で気にならなくなる。畳みかけるようなイベントの連続でほんと飽きさせない作り。それでも序盤で重々しくならないのは、ほのぼのするキャラたちのおかげかな。特に関智一が声をあてる巨漢のオタ、橋田至の存在がいいエッセンスとなっている。

とりあえずTrueEDまでクリアしたけど、個人的には鈴羽EDと紅莉栖EDが好み。

Trueは、事前にネットで「泣きゲー」と噂を聞いてたので拍子抜けした感じ。
確かにあれはあれでアリなのかもしれないけど、もうちょっと内容を濃くして欲しかったな。
これも個人的な好みだけど、紅莉栖と父親との和解とか、主人公の2000年時の高熱の原因とか絡ませて欲しかったな（あれは単純に2000年問題が原因とか考察されているけど、物語としては面白みにかけるし）。あと、まゆりの存在が紅莉栖のおかげでED付近での影が薄くなるってのもかわいそうな感じ。

とまあ、不満はありつつも今年一番の良作だったんじゃないかな？　つうか、今年は他にノベルゲームとかやってないけど（笑）

OPのスカイクラッドの観測者は歌詞、曲ともに洗練されたかっこよさがある。シングル買ってこようかな。

　

まとめ：XBOX360の本体ごと買っても悔いはなし！！

というわけで、更新停滞してたのは上記のせいです。サーセン